恐怖

□テレフォンジャック
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憧れのハリー先輩と
電話番号を交換した
まあ、その携帯電話をプレゼントしたのは他でもない俺なのだが


ただ、だ



「何て、メール打とう」


乙女じゃあるまいしと自分でも理解してはいるがどうにも緊張する


ここはやっぱり普通によろしくお願いします!か?
でも普段お世話になってるし、
なによりこの文面じゃ会話が終わってしまう



俺はその後も悩み続け
あるサイトを見ている



男性がもらって嬉しいメール内容というものに頼っている程だ



「これ、かなー……うーん、女々しすぎるか、」




試行錯誤の結果

振り出しに戻ってしまった







「先輩、どうしてるかな…」

窓の外を見ては顔を赤くして枕に埋もれる自分と目があった
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