noble short

□やられたら…
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学校終わりの夕方

由香を誘って近くのカフェに行

そのまま自宅へと招いた

家具といえばベットにテレビ位しか

ない俺の部屋

必然的に座るのはベットになる







由香「なんかこんな時間からのんびりするの久しぶりかも」


類「そうだね、最近はアイツらがいること多かったからね」


アイツらとはF4の面々と牧野と…その他よくわかんないや

俺が絶対行かないのわかってて由香を捕まえて…

由香行くなら俺が行かないわけいかない

信用してない訳じゃないけど
俺の目の届かないところで何かあったらとおもうと気が気じゃない

特に最近どんどん可愛くなっていく由香

本人は気づいてないけど
二人で歩いてると由香を見てる奴が目に留まる


類「はぁ…もうこのまま閉じ込めときたいよ」


由香「ん?類、どうしたの?」


類「由香をこのままここに閉じ込めときないなって」


由香「えっ?!何でそんなことする必要があるの?」


類「他の奴に由香を見せたくない」


由香「すみませんね、自慢できるような顔じゃなくて…」


類「何言ってんの?最近の由香は可愛すぎるから誰にもみせたくないんだよ」


由香「え…な、何言ってんのよ。か、可愛くなんか―っ…」



ストレートな言葉に顔を真っ赤にした由香の唇は言葉の途中で塞がれてしまった


由香「ん…っ…」


濃厚なキスから解放された由香の顔はこれでもかというほど真っ赤になっていた


類「ほらね、やっぱり可愛すぎだよ」


由香「…もう。ねぇ、類…」






ちゅっ―





視線がこちらに向いたのと同時に
由香から一瞬触れるだけのキス


滅多にない由香からのキスに
類の頬も薄く色づいてきた




由香「ふふっ、類も可愛すぎるよ」



少し勝ち誇ったような顔で類の顔を覗き込んだ



類「可愛いって言われてもあんま、嬉しくなかな。それに…」



由香「ん?…―きゃっ――!」



いうが早いか類に、ベットに押し倒された



類「由香が、俺にやりかえすなんて100年早いよ?」



類「覚悟してね?」





由香は、天使の笑顔の裏に見え隠れする野獣に長い夜の始まりを覚悟した―――













end。

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