いじわる… 長編
□いじわる……part3
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リヴァイが座るソファーに一緒に座る。
てか、2人がけ用のソファーに座っている。
絶対にオカシイだろう!!
拒否ることも出来たがそれをしなかった私も悪が……
「プライベートのこと聞いてもいいか?」
こいつは何を言い出す!?
2人がけ用のソファーに座らせるだけでは飽き足らずプライベートだと!?……
「……お答えできる範囲であれば……てか、紅茶忘れていたのでお持ちします!」
「おい……」
名無しさんはリヴァイの声が聞こえたが、そそくさとキッチンに急いだ。
「リヴァイさんミルク入れますか?」
「いや俺はいい。」
「お待たせしました。お砂糖はここに置きますので…。」
名無しさんは紅茶を置くとテーブルを挟んだ向かいに座った。
「何故そこに座る?こっちに来い」
「……そちらだと狭いのでここで大丈夫です」
「こっちに座れ、上司命令だ」
「それは職権乱用ではありませんか?」
「可愛くねなぁ。そんなに俺が嫌か?」
「は!?」
「名無しさん男はいるのか?」
「な…何を言って……」
もう、全く話が噛み合っていない!
この男は一体何を聞きたいの??
何が望みなんだ!?
今……名前呼ばれたような…私の名前知っていたの??
「おい、聞いているのか?」
「え!」
「男はいるのか?と聞いているんだ!」
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