S h o r t S t o r y
□夜 愛
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※現パロ エレ売女的な。前世記憶有
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ギシッ ギシッ …
「ははぁっ、いく、いくいくぅっ…!」
気持ちいい、久しぶりにそう感じた。
顔も性格も分からないまま、真っ暗な部屋で交わされる、熱く冷たい行為。
小さい頃から家族円満で、何一つ気苦労なく暮らしていた。
15歳になるまでは。
母親が病死。続けて父親は精神病に。
働ける状態ではなくなった両親の代わりに、おれは売女で金を稼ぐと決めた。
まさかこんなところで貴方に会うとは。
リヴァイ兵長。
「っく…飲め」
「んん、はぁっらめ、なからめぇっ!!」
息遣いだけで分かった。分かってしまった。
だからきっとこんなに気持ちいいんだ。
かつておれは兵長とそういう関係にあった。
日々を生きた証として、月の出る晩は必ず行為に及んでいた。
大好きだった貴方と別れ、いつか必ず会えると約束してこの世に生まれた。
売女を始めたとき 名を『エレン』にしたのは、いつか貴方に巡り会えるかもしれないという淡い期待からだった。
そしてとうとうきた。
ずっとベッドで待ち続けていたおれの前に。
「リヴァ…さんっ、あっんん…っ」
「っ…エレン」
名を呼んだ。
まるで分かりきっていたかのように名を呼ばれる。
「お前はずっとこんな、はしたない仕事をしていたのか…?」
肩にキスを落としながら少し低い声で訪ねられ、脳裏を焦がす。
「貴方がっ、リヴァイさんが来るのを…待っていまし、たっ…」
「…そうか」
優しかったキスから急変し、首に歯を立てられる。
鋭い痛みは快楽へと変わり、痛み声を上げた。
「痛いか?俺も痛かった。この店でお前の名を見つけたときは、な」
小さく接合部を揺すりながら、左手でおれのソレをきつく握った。
出してやるまい、と。
「やらっ、だしたいっいきたいよぉっリヴァイさっぁぁんっ…!!っ…」
「空イキか?お前は相変わらず得意だな…」
「はぁっはぁっ、はぁ、ごめんなさ…許して…」
「てめぇの躾はこのあと、俺の部屋でさせてもらう。油断するなよ…?」
握った手をぱっと話した途端、白濁液が飛び出す。
自分の胸が汚れるほどの勢いに、リヴァイさんは顔をニヤつかせた。
「さぁ、金なら払ってやる。お前自身を買い取ってやってもいい。躾の時間だ」
ー『来世でいつか、必ず会える。』ー
躾という巡り合わせに苦笑いしたエレンだった。
fin.
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gdgd.
続きちゃんと書きます、はい。
ちゃんとシてるの書きます…!!