S h o r t S t o r y


□二 重 人 格
3ページ/6ページ


全く小生意気な事を言うクソガキだ。

どんな条件でも飲むなんてあさはかな
奴だ…大人に向かって挑戦状か…?

『…決めた。準備をする。待ってろ。』

最後に喘がせるのは自分だ。
そのためなら俺は何だってする。

憎いから…だけじゃなく、気になるから。

俺を蹴り倒した兵長が
どんな声で喘ぐか。

どんな顔でよがるか。

楽しみに変わってきている自分に恐怖をいだいた。

『こいつをナカに入れろ。』

「え…?…そ…そんな…無理です…」

まるで焦っているようにふるまう。
こんなもの我慢して挿れたらいいだけだ。

『無理だ?条件は何でも飲むんだろう?それと…今から資料を片付けてくる。終わるまでそのままだ。』

「えっ…それ…は…」

流石に怯えた。
二重人格だからといってもナカに挿れたまま放置された事など一度もない。

手錠のおかげで身動きに制限があるエレンは、抵抗もできずにするりと服を脱がされていく。

いつの間にか半裸になってしまったエレンの後ろに、リヴァイの長い指が入っていく。

「んんっ…んぁ…や…っ…ぁん」

『後ろは初めてか?すげぇきついが…』

ヤバイ…初めてに決まってる。
これじゃされるがままだ。

条件を飲めば手錠を外してくれるというのも、本当かどうか分からない。

二本、三本と後ろを広げられ、積み重なる憎しみに震えていた。

『もう十分だろう…挿れるぞ。』

言った瞬間、冷たくて太い何かが入ってくる。

「あっやぁっ…はぁ…んんんっ…」

『ふっ…全部飲み込んだな。安心するなよ…これは動く。動かしたまま待ってろ。帰ってくるまでに意識飛ばしてたら…お前の望みは聞かねぇからな。』

バイブのレベルを真ん中にして、
リヴァイは自室へ向かった。

「はぁ…んっあぁっ…ぃや…ぁあっ」

ありえないほど何度もイった。
意識も飛びかけた。
でも本当の俺はそこまで弱くない。
決めたことは…必ずやってやる。

約一時間の耐久の末、
リヴァイはようやく地下牢に来た。

「はぁっ…ん…へぃ…ちょ…んぁ…」

『ほぅ…飛ばしてなかったか。』

はしたなく精液でベッドを濡らし、
荒く呼吸をするエレンを見ながらリヴァイはニヤリと笑った。



.
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ