リヴァイHPB企画 小説


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ベッドの上。
繋がった身体を揺すりながら時計を気にする。
あと3分。
それまでは我慢、しないと。

「エレンっ、」

「ん、あぁっ…リヴぁ…はぁぁっ、!」

絶頂まで時間がない。
我慢しなきゃ。

あと2分。

激しくなってゆく運動に視界が霞んだ。
おれの上にいるリヴァイさんは、何も気にしてないのかな。
もうすぐ、あなたの誕生日だってこと。

あと、1分。

理性が飛びそうになる。
絶頂を求めて、更に激しく揺さぶられる。
快楽が電流のように全身に流れる。

もう、イきそうなのに、
もう、明日になる。

我慢、しな、きゃ…っ

短針と長針が重なり合う。
それを見届けた瞬間だった。

「ぁああぁっ!やら、そこっ…イっ、んんんっっ!!!」

「…くぞ、っ」

…イってしまった。
12月25日 午前12時00分。

震える身体でリヴァイさんの肩を持った。

「リヴァイ…さん…」

「何だ…」

「あの、お、お誕生日…おめでとう、ございます」

「っ、!」

「おれ、ずっと…大好き、です、リヴァイさん…」

「エレン…お前…」

あなたは珍しく顔を赤らめた。
それがすごく嬉しくて、愛しくて…
やっぱり好きなんだって、思った。

繋がったままのソレが反応する。

「り、リヴァイ、さ、また…おっきく…っ、」

「お前の、せいだ…っ」

そのまま第2ラウンドが始まったのだった。
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