D r e a m


□ 先 生
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私はナマエ。
高2もそろそろ終わりに近づいてるくらいの時期。

学年末テストが近くて、私は果てしなく焦っていた。

『今日は英語の補習がある。自主制だ。教室はここ使う。』

リヴァイ先生は英語科の教師。

かっこよくて皆の注目の的。

「…補習かぁ…仕方ないよね…行こう」

苦手科目の補習程地獄はないと思ってる私にはキツい事だけど頑張らなきゃテストが…

『…ナマエ、来たのか』

「ぁ…はい…」

『見事に誰も来ねぇ。舐めやがって…』

…確かに、言われてみれば誰もいない…
ってことは…マンツーマン…ってこと?!

ぅ…最悪。

「はぁ…」

一息ついてから窓側の席に座る。

『…始めんぞ』

それから少し筆記問題を解いて、
リスニングの練習に入った。

『次は…これだ。俺が店員役するから、ナマエは客やれ。』

「…はい…」

『Which size would you like?』
(サイズはどれに致しますか?)

「えっと…Medium please..?」
     (中を下さい)

『…』

何故か急に黙ってしまった。
まさか…怒らせた?

「ぁ…あの…間違ってました…?」

一瞬の沈黙を破ったのはリヴァイ先生だった。

『…Medium、欲しいか?』

「へ?」

彼の目はもはや「先生」の目ではなく…
獣のようだった。

『Mediumの意味。分かるな?』

「…えっと…中…ですよね?」

『あぁ。pleaseって言ったな』

え…訳分かんない。
この先生はいったいどうし…

「?!んっん…っふ…ぁ…んっ…」

熱い、熱いキスをされていた。
唇同士が触れた瞬間、舌が口内へ侵入する。

「…んんっ…っは…ぁ…せんせ…?」

やっとで離れた唇に銀色の糸がひいた。もう、訳が分からなかった。

『ふ…ナマエがおねだりするから、したんじゃねぇか』

「おねだり…?ぁ…中…Medium…」

『やっと分かったのか…続き、するぞ』

「ぃ…嫌ですー!」

『バカか。ナマエが誘ったんだろうが……ん…』

「ふ…っんぁ…んん…はっ…ん」

上顎をくすぐったり、歯列をなぞったり、ナマエの感じる所を的確に攻めていく。

「んんっ…はっ…ん…や…もぅ…っ」

『…イけ、俺のキスで。…』

ナマエは快楽の涙を流しながら
キスで絶頂を迎えた。
酸素を求めて荒く息をする。

『っ…ナマエ…。今度はもっとイイとこ見せろ…』

そう言ってナマエのおでこに優しくキスを落とす。

その後毎日のように補習授業を行っていたのだった。


fin

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