『ユウスケと36人の兄弟たち』
□第三話
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一方その頃1組では…
「さっきの人って新しい兄弟?!」
「そうそう、超可愛かったー!」
『おーユウスケってんだ!』
孝太郎は相変わらずの人気で、女子に囲まれ話をしていた
「ユウスケくんかぁ…」
「ねーねーユウスケくんってどんな人ー??」
『んーそうだなー…結構普段しっかりしてんだけど朝なんか起こしてやんねーと起きなくてさ、それがすげー幸せそうな顔して寝てんだ。毎朝それ見るとなんかオレまで一日幸せに過ごせんだよな!』
「キャーッ新婚みたいじゃん!」
「やだーっそれすごく良い!!」
『へっ?』
どうやらはやくも雄亮との関係が女子の間であっちの方向へ走ってしまっているようだ
「クラス離れちゃって残念ねー」
「ほんと〜、一緒にいるとこ見てたかったぁー」
カラカラッ
「それでは1組のみなさん、式が始まるので整列してくださーい」