『ユウスケと36人の兄弟たち』
□第一話
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『ん……』
部屋に一人残されたおれはベッドに座りこれからのことについて考えていたのだが、
いつのまにか眠ってしまっていたようだ
と何やら腹に重みを感じる
不思議に思い目線を腹の方にやると…
『うわぁっ？！だっ誰…』
『あ、起きた？』
ミディアムほどのサラサラな茶髪で
女性のような綺麗な顔立ちの青年…
が、おれの下半身に覆いかぶさりズボンを脱がそうとしているのだ
『起きた？じゃなくって一体あんたは何やってるんだ！！///』
『カワイイわんこが寝てたから可愛がろうかなって』
『はぁ？！わんこ？！///ちょっ、やめっ』
ガチャ
『！！』
誰かが入ってきた
『わっ渓兄なにやってんの！！！』
『ん？…孝太郎？』
孝太郎…
あぁ、彼がこの部屋の…！
というか今はそれどころじゃない！
わけの分からない人に襲われかけているんだ
『ちょっ、助けてっ…』