貧乏少女

□貧乏少女 その3
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 怪しいバイト二日目の朝。私は水木さんに起こされました。
「今日使うのは3と4よ」
 そして新しい玩具を見せてきたのです。
 3は男性器と同じ形をしていて、伸びたり縮んだりする。
 4はゴーヤのように凸凹していて、入れる所が赤青黄色の3色に分かれている。
 私は3をアソコに4を後ろの穴に入れられました。今日から学校です。
 バレないでと願うばかりです。

 私は家を出ました。早く行かないと、学校に間に合いません。
 ちなみに朝ご飯とお弁当は水木さんの手作りです。朝ご飯は大変美味でした。
「ク……フゥ」
 歩く度に中で擦れて、私に快感を与えます。特に4。
 このスイッチが入ったら、私はどうなってしまうのでしょうか。
「おーい。銭子ちゃん」
 友達Aと会いました。バレないでね。
「ちょっと、顔赤いね。どうしたの?」
 変なところに鋭い。
「え、ちょっと風邪気味で」
 そう言った時でした。3にスイッチが入って、私の子宮をノックし始めます。
 どうにか、声を殺しました。でも、学校まで歩けるでしょうか?
「一人暮らしだもんねー。倒れてたら、看病に行ってあげるね」
「あ、あふっ!……ありがろう」
 呂律が回りません。脚がガクガクと震えてきました。
「え、大丈夫?」
「うん」
 何故かスイッチが止まったので事なきを得ました。
 何とか学校まで行けそうです。
 あの貞操帯のせいで家に帰るまで取り外せない。私の長い闘いが始まります。

 一時間目。数学です。先生からプリントが渡されて、その問題を解いて行きます。 
 時々、黒板に出て解けと言われるから要注意です。
 10問ある内の5問まで解いた時、また3のスイッチが入りました。
 もちろん感じてしまいます。授業が終わる頃には洪水が出来てしまいそうです。
 スカートもビショビショになってしまうでしょう。と、思ったのですが、スカートには細工がありました。
 内側が撥水加工されていたのでした。オリンポスズ恐るべし。
 私の汁は椅子と私の脚を伝って、床へと落ちていきます。
 頑張って6問目を解いた時に先生から前で解けと言われました。
 たった今解いた6問目です。私は快感に抗って立ち上がりました。
 プリント手に持ち、黒板を目指します。私の席は一番後ろにあるので多くの人の机の傍を通るのです。
 3人目の横を通った時に話し声が聞こえてきました。
「ねえ、誰かのケータイ鳴ってない?」
「確かに、小さくバイブ音が聞こえる」
 私は力を入れて音が漏れないようにしました。すると快感は強くなります。
 黒板に前に立って問題を解きます。震える文字なってしまいました。
「字は汚いですけど、正解です」
 私は自分の席に戻ります。自分の席に隣まで来た時に3が止まり、4のスイッチが入りました。
 赤が右に青が左に回転を始めたのです。凸凹でお腹の中を擦られます。
 思わず、へたり込んでしまいました。
「大丈夫?」
 と、友達Aに声を掛けれて、私は大きく頷きました。
 立ち上がり席に座ろうとすると、赤青黄色が左に回転をし始めました。
 貞操帯を押して、外へ出てこうよとしているのです。
 快感で空気椅子の姿勢のまま動けずにいると、黄色が出てきてしまいました。
 内臓ごと出て来そうな勢いです。モーターの音が私の耳に伝わしました。
 これではバレてしまう。私は思いきり椅子に座りました。
「……ひぐっ!」 
 小さく声を漏らすとイってしまいました。
 回転して出ようとする物を押し込んだのですから、並快感ではありませんでした。
 この時、起こった悲劇に私は気が付いていませんでした。

 4時間目体育。2、3時間目はサボって屋上に居ました。思う存分快感に酔いしれたのです。
 私はこっそり体育着に着替えて、体育館に行きます。
「銭子ちゃん。どこ行ってたの?」
 友達Aが話しかけてきました。
「ちょっと保健室に行ってきたの」
 4の回転による快感に慣れてきた私は余裕でした。運動も出来そうです。
「無理しないでね」
 友達Aが心配そうに言いました。罪悪感が半端ではありません。
 今日の体育はドッヂボールです。友達Bが恐ろしく喜んでいた。何かが起こる気がする。
 友達Bは相手チームです。ニヤリと笑って、野球選手のような速度のボールを投げました。
 友達Aに当たり、ボールは跳ね返って友達Bに戻りました。当たった友達Aは屍ようになっています。
 開始5分もせずに私だけが内野に残されました。後は外野に屍がいるだけです。
「止めだ! 銭子ちゃん」
 その時です。4のスイッチが入って、赤青黄色が右に回転を始めました。
 つまりお腹の奥に入ってくるのです!
 いつもなら、玩具自体が貞操帯とくっ付いているのですが、数学の時間に思いきり座ったから取れていたのです。
 4が全て私の中に入ってしまいました。
 そして友達Bの殺人ボールが私のお腹に当たりました。正確には下腹部です。
 膀胱を刺激さて、漏らしてしまったのです。
 そして気を失いました。

 目を覚ますと車の中でした。従姉のリムジンのようです。
「今日は災難だったわね」
 クスクスと笑いながら従姉は言います。
「ええ、本当にぃいいいっ!」
 言い返した時に4のスイッチが入りました。どんどん奥に入っていきます。
 もう腕を入れて取らないと無理です。きっと。
「家に着いたわ。取ってはダメよ。水木が帰ってくるまでね」
 私は貞操帯一丁で放り出されました。運転手が私の荷物を部屋まで運びます。
 服を着ることすら許されません。
 私は4が後ろの穴の奥深くで止まっているのを感じながら、部屋に戻りました。

 夜7時ごろになって水木さんが帰ってきました。私の部屋が官能的な匂いに包まれているので変な顔をしました。
「じゃあ、今日はお終い」
 そうって貞操帯を外します。3は一緒に抜けました。問題は4です。
「うわぁ、奥まで行ってるよ。じゃあ、左回転」
 フルパワーで4が回転を始めます。私の汁がダラダラと零れ落ちます。
 そして後ろの穴の閉じてしまった入り口を無理矢理こじ開けて、4は出てきました。
「明日は学校休む?」
 と、水木さんに聞かれた私は頷きました。
「また明日ね」
 私は泥のように眠りました。


その3終わり
 

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