露出少女@ 斎藤空

□GW編六日目
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 私は今、車に乗っている。ワンボックスの車である。運転手は何故か執事の格好をした男っぽい人。助手席にはコノハ。
 真ん中のの席には、紅葉さん、私、優さん。一番後ろの席には泉美さんがいた。
 優さんは紅葉さんと同じ大学に通っている。お金持ちのお嬢様であり、立体造形が好き。ウエーブがかかった茶髪に程よく肉の付いた体。キレイな人だ。
 泉美さんも同じ大学に通っていて、豪快な方です。腕力もあるし、気が強い。頼まれると断れない私は、初めて会った時から憧れています。
 今日から優さんの家で持っている別荘に泊まって、ゆっくりするそうです。
「敬語を使わなくてもいいからね」
 と、優さんに言われる。しかし、私は緊張しているのだ。お嬢様なんて接したことがない。
「は、はい!」
「まだ、固いわね。ふふっ」
 優さんはそう言いながら、私の太ももを撫でる。今日の私の服装はTシャツにパーカー、ジーンズ生地のショートパンツにニーソックスだ。
 そして、その絶対領域を撫でられているのだが、その手つきが嫌らしくて、気持ちいい。
「はう・・・」
 思わず吐息が漏れた。
「ねえ、紅葉。空ちゃんって、すごく良いわね」
「だろ? 作品にしたいだろう?」
 二人が話していると、後ろから憧れの泉美さんも会話に入ってくる。
「俺も絵に描きたいぜ」
 男言葉が似合っている。私はノーマルのはずだが、彼女に惚れてしまいそうだ。
「あ、あの運転手さん。あと、どれくらいで着きますか?」
「あと、一時間ほどですよ」
 男にしては高い声で答えてくれた。
「あら、もうそれほど乗っていたのですか」
 と、言った優さんは泉美さんに視線を送った。そして、紅葉さんと視線を合わせる。
「それ!」
 紅葉さんが私たちの座っている座席の背もたれを倒したのだ。車の中はベッドのようになる。
「え、え、何?」
 私が驚いていると、泉美さんが私のパーカーとTシャツを脱がし、紅葉さんが靴とショートパンツを脱がす。私は下着姿になる。
 車の窓はスモーク使用なので隣を走る車からは見えない。抵抗しようとしている内に優さんに下着も取られてしまった。
 裸にニーソックスだけである。
「た、助けて」
 私はそう言いながらも、何をされるんだろうとドキドキしていた。
「お嬢様、楽しむのもいいですが、あまり揺らさないでくださいね」
 運転手はそう言うだけだ。コノハは眠っている。
「じゃあ、口を塞ぎましょう」
「俺がやる。ねえ、空ちゃんって匂いフェチ?」
 私は頷いてしまった。
「そうなのか。じゃあ、これでも詰めておくか」
 泉美さんは靴を脱いで、靴下をどっちも脱いで丸める。それを私の口に詰め込んだ。
「うーーーー! うーーーーー!」
「たっぷり味わいな」
 泉美さんがニヤリと笑っていた。彼女の匂いが口の中から侵入してくる。こういうプレイもいいかもしれない。私はこの旅行で起こる事は全て受け入れようと思った。
「たっぷり、触って作品の参考にさせてもらうわ」
 紅葉さん、優さん、泉美さん。六本の腕が、三十本の指が私に襲い掛かる。
「紅葉より胸が大きいのでは?」
「ほ、ほんとか?」
「俺にも触らせろよ」
「じゃあ、あたしは下の方も・・・」
「空ちゃんって後ろの穴も大丈夫なのでしょ?」
「その代わり、前は処女なんだろ?」
「そうらしい。妹が言ってた」
 二日目の小さな女の子の比ではないくらいの快感が私を襲う。右腕と左腕の上には紅葉さんと優さんが乗っていて動かせない。揺らすなと言われたから動けない。
 私はされるがままに弄られた。
「あと、どれくらいで着くの? セバスチャン」
「三十分ですね。それより私はセバスチャンではございません」
「じゃあ、うつ伏せになってお尻を上げて」
 私は言われるがままにした。三人は私の恥ずかしい所が見える位置に移動する。
「まだキレイだわ」
「そうだね」
「俺はこっちが気になるな」
 たぶん泉美さんが後ろの穴を突く。
「うー!」
 私は話せないので息を出すだけである。
「何本入るかな。一本? 二本?」
「三本は入りそうだわ」
「そうだな。じゃあ、こうやって三本をまとめて・・・舐めて濡らして」
 ツンツンと突かれる。そして、ぐりぐりと押し付けられる。しかし、そこまで太い物は私に入らないだろう。
「あ、危ない!」
 運転手の声がすると、車は急に止まった。ちゃんと座っていなかった私たちは前に押し出された。

 紅葉さんと優さんは座席の間に落ちていた。しかし、私は泉美さんに支えられていた。そして、私は後ろの穴にある違和感に気が付いた。
「大丈夫か?」
 と、声をかけられるが、それどころではない。彼女の三本の指が私の中に入っているのだ。
「うーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!」
 初めて声にならない叫びを上げた。
「おい、大丈夫か?」
 泉美さんは口に入っている靴下を取ってくれた。靴下は唾液で濡れ濡れになっている。
「お願いします。ゆ、ゆ、指を抜かないで・・・」
 抜く時の快感に襲われたら、漏らしてしまうだろう。
「お、おう」
 泉美さんは私を抱きかかえて、一番後ろの座席に座った。
「優、空ちゃんがヤバそうだ。急いでくれ」
「わかったわ。あと、どれくらいで着くの?」
「あと、五分です」
 車は走り出した。

 少しして、車は止まった。大きなログハウスに着いた。
「トイレに・・・連れて行ってください」
 私は搾り出すような声で言った。
「分かった。空ちゃんに靴を履かせてくれ」
 紅葉さんが私に靴を履かせてくれたのだが、私はほぼ裸で車から出た。
「歩けるか?」
「はっひ!」
 ちゃんと返事ができなかった。歩くたびにお腹の中で指が擦れる。ゆっくり歩きながら別荘の中に入った。
「トイレまでもうすぐだぞ」
 泉美さんが励ましてくれる。私は頑張って歩いた。
 何とかしてトイレのドアの前に着くと、彼女は指を抜いてしまった。冷たい空気が入ってくるような気がする。
「ひぐぅ!」 
 私はどうにか我慢してトイレに入った。
 
 間に合ったとだけ言っておく。何が間に合ったとかは聞かないでください。
 
 この日は雨が降ってきたので別荘の中でごろごろとして一日が終わった。

GW編六日目終了

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