OtherWorld
□誓ッタ約束
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「最後の頼みっているのはな・・・リオちゃんは俺様が今どうなっているか知っているよな？」
『・・・うん・・・』
私がジェクトさんから目線を落とすとジェクトさんが頭を撫でてくれた
「ハッハッハ！そんな悲しそうな顔をすんなよリオちゃん！可愛い顔が台無しだぜ？」
『・・・』
「それでなんだけどよぉ・・・俺を倒してほしいんだわ」
『・・・嫌です！』
「はぁああああああ！？なんで？！」
『私はジェクトさんを・・・祈り子様達を助けてエボン＝ジュを倒します』
ゲームの中ではジェクトさんは倒されちゃうんだよなぁ・・・
どうにかして生き返らせられないかなぁ・・・
ジェクトさんも・・・アーロンも
「クククッ！ハハハハハ！！あーリオちゃんはおもしれぇな！！」
『そんなに笑わないでよ・・・』
「ハハハッ！よ〜しじゃあ頼んだぜ？俺たちを助けに来てくれよ？」
『きゃっ？！///ちょっと///』
ジェクトさんは私に抱きついてきた
「頼んだぜ？」
上から降ってきた言葉はどこまでも切実なように聞こえて
『・・・はい』
私もジェクトさんの背中に手を回して優しく力を入れた