OtherWorld

□絶望ノ中ノ光
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『・・・いよいよ・・・か』

私とアーロンは少し高い塔に登ってだんだん膨らんでいく界面を眺めていた

「・・・」

アーロンはお酒の入った入れ物をジェクトさんに掲げるようにした

再開の印のお酒って感じかな・・・

アーロンは今どんな気持ちでジェクトさんを見ているのだろう・・・

再開した喜び?

シンに成り果ててしまった友を見ての悲しみ?

何もできなかった自分に対しての怒り・憎しみ?

「行くぞ」

『うん』

今はどうでもいい・・・みんなは私が助けるから・・・ジェクトさんも・・・そして

「覚悟は出来てるか?」

『もちろん!』

私は笑顔で答えた

アーロン・・・あなたのことも救ってみせるから
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