D.Gray-man長夢
□光と影
1ページ/24ページ
エクソシストとして
教団に来たのは約2年前のこと
たまたま任務に来ていた
リナリーとアレンに街を助けられ
その時に自分が適合者だと
分かった
AKUMAに両親を殺され
独りになった私を
『一緒に戦おう?』
そう言って手を差し伸べてくれた
あの言葉が無ければ私自身も
AKUMAになっていたかもしれない
そしてこうして毎日生きてられのも
みんながいるから。
「ちょっと、ユウ!」
「ファーストネームで呼ぶな」
「昨日貸したヘアゴム返して!」
「うるせぇな、あれはさっき
行った任務でちぎれちまったよ。」
「はぁ?!」
「ヘアゴムひとつでギャアギャア喚くな、このチビ女!」
「……ユウゥ」
「まあまあ二人共……落ち着くさ。」
「ラビ!私にとっては一大事なの!」
「ヘアゴムくらいいくらでもあるさ」
「背もちっちゃければ心もちっちゃいな、 名無し! 」
「……磔にしてやる……」
「ユウ…… 名無し…… 」