D.Gray-man長夢

□光と影
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エクソシストとして
教団に来たのは約2年前のこと




たまたま任務に来ていた
リナリーとアレンに街を助けられ
その時に自分が適合者だと
分かった

AKUMAに両親を殺され
独りになった私を



『一緒に戦おう?』



そう言って手を差し伸べてくれた



あの言葉が無ければ私自身も
AKUMAになっていたかもしれない



そしてこうして毎日生きてられのも
みんながいるから。




「ちょっと、ユウ!」



「ファーストネームで呼ぶな」



「昨日貸したヘアゴム返して!」





「うるせぇな、あれはさっき
行った任務でちぎれちまったよ。」




「はぁ?!」




「ヘアゴムひとつでギャアギャア喚くな、このチビ女!」




「……ユウゥ」




「まあまあ二人共……落ち着くさ。」





「ラビ!私にとっては一大事なの!」




「ヘアゴムくらいいくらでもあるさ」




「背もちっちゃければ心もちっちゃいな、 名無し! 」




「……磔にしてやる……」



「ユウ…… 名無し…… 」
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