D.Gray-man長夢

□光と影
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『エクソシスト…殺す』




空を見上げるとAkumaだらけ



そこには




「ティキ……ミック……」




ノアの一族のティキ•ミック


「よっ!少年☆」




「やっぱり……」





「あれ、バレてた?」






「何しに来たの」





「そんな怖い顔すんなって」





「イノセンスは渡しません」






「それは残念だ。なら……いけ」





一斉にAkumaが襲いかかる





「クラウン•クラウン!」





「大槌小槌!」





「ラジェーション!」





『エクソシストっエクソシスト』




『そんなんじゃ俺たちは倒せねぇよ』






「こいつらっ…level3のAkumaか」





『けっけっけ……死ね、エクソシスト!』






「くっ……きりが無い」





「とりあえず全部やるしかない」





そう言って飛び出す 名無し




「こんなにたくさん……っと!」



「やっぱ俺ら必要ないさ……」





あっという間にAkumaは全滅した





「あら…なかなか強いねかわい子ちゃん」






「誰がかわい子ちゃんだよ……」






「ま、俺が奪い取ればいい話だ」





「っく……」





「少年、大人しく渡してくれれば無傷で帰れるよぉ?」






「簡単には渡しませんっ!」





アレンとラビが一斉に
飛びかかる






「なかなか威勢がいいな」





「おおおおおおおお」






でもティキにはそんな攻撃
全く効かなかった





「どこにいったっ……」




「見失いましたね……」





名無しは考えていた

どうしたら、倒せるのか


すると後ろに誰かの気配



振り向こうとすると





「っぐ……」




「おっとかわい子ちゃん!大人しくしとけよ……」




「はなっ……せ……」




首を絞める力がだんだん強まる





「ラビ!あそこ!」





アレンが指差す方には
名無しを捕まえているティキ



「くっそ……人質みたいに……」




「行こう、アレン!」





(苦しい……この状況を脱出するには……)




名無しはひとつの方法を
思いついた





(これは……体力的に厳しいけど……)





「お?なんか大人しくなったな」




ティキが顔をのぞき込む




「いいねぇ、その目」





(首が絞められて声が出ない……お願い!イノセンス……私の力を開放して……)




「ん?」




腕の中にいる 名無しの
オーラが変わった




「さっきとなんか違うぞ」





(……リジェクト……)




「っく……」




「なんだ、一体……」





ティキが気を緩めた瞬間に

名無しは肘で脇腹を

ぶん殴った




「った……なんだ、これ……」




すると 名無しの肘で
やられた脇腹は穴が空いていた




「やってくれるな……かわい子ちゃん……」




ティキは脇腹を抑えながら
こちらに向かってくる
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