D.Gray-man長夢
□光と影
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だいぶ日も落ちて辺りは暗くなった
「見て……」
名無しに言われて
窓の外を見る
「Akuma……」
「イノセンスの力でここには近づけない。
でも周りを囲んでる、なんでだ……」
アレンがボソッと呟く
「やっぱりあの新聞配達員よ」
「……どういう意味さ」
「あの配達員がこの家にイノセンスがあることを確認しに来た。そして確実性が増して襲ってきたの」
「なるほど」
納得したように頷くと
「でもいつまでもここにいるわけには……」
顔を見合わせると
「おばあちゃん、少しの間待ってて」
そう言って
「よし、行こう!」