進撃の巨人
□ちょっとした気遣い
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俺と稀衣は付き合い始めて半年が経っていた。
稀衣は俺と同じ
調査兵団の兵士であり
俺と同じ部屋に住んでいるから
ベッドも同じである。
始めては照れていたものの
毎日続くと流石に慣れていた。
俺は急ぎの仕事を終えると
ソファに座っている稀衣の隣にいき抱きしめた。
「…リヴァイ⁉︎どうしたの?」
「そろそろ寝るか」
「え、もう?いつもより早いよ」
「…はぁ、稀衣は自分の体調もわからねぇのか
いつもより顔色悪りぃぞ?」
「んー、まぁ確かに少し風邪気味かもしれない」
「なら、さっさと寝るぞ」
リヴァイは私の手を引きベッドまで行くと、先に自分が横になり
私のスペースを開けてくれた。