進撃の巨人
□ツンデレ彼女
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…だるい。
身体がすごく重く起き上がれない。
風邪引いたかな?
など思っていると
コンコン、ガチャッ
ノックを一応してはいるが私の返事を聞かずに部屋に入ってくるのは、
人類最強の兵長で
私の彼氏でもある彼しかいない。
「おい、稀衣いま何時だと思ってる起きろ」
「…身体がだるいの」
「あ?…風邪か?」
「たぶん、てか会話するのも辛いからさっさと出て行って寝るから」
「…っち」
コツコツと、私が寝ているベッドの横に座ったかと思うと
突然、私のおでこに自分のおでこをくっつけきて
「やっぱり熱があるな、他の奴らには俺から言っておくから今日はゆっくり休め」
私は、リヴァイ班に所属しているから
たぶん他の奴らとは
ペトラ オルオ エルド グンタの事だろう。
ちなみに私は、人類最強の右腕 と周りから言われていて
壁外遠征ではリヴァイとコンビを組んでいた。
「わかったわ、ちゃんと休むからもう訓練に行ったら?みんな待ってるでしょう、兵長のあなたが遅刻なんてしていいの?」
言いたい事を一息で言い終えると
リヴァイに背を向け布団へ入る。