財前光
□テケテケ
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そして、それをノートに書いていた柳がふと顔を上げた。
目線の先には、下半身しかないやつがこちらに歩いてきていた。
「む?アイツがトコトコか?」
「そうだよ!」
その声に前を向いて名無しさんは言った。
「行くぞぉぉおお!!
キェェェエエエエ!!!!!」
真田がすぐに向かって、奇声?をあげた。
そして、掴んで向かってくるテケテケにトコトコを投げた。
ガンっ!ぶつかる音
ボフンッ!消えた音
そしてそれを見ていた名無しさんは
「ふー...さぁ、次は理科室行こうか。」
超爽やかに汗をぬぐい取った☆←