夢のドア【long】
□プロローグ
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「リオラ。こんな素敵な世界へ連れてきてくれてありがとう!」
幼く小さい子供は言った。
「ミオルは何も悪くないから此処へ来れたのよ?私が自信を持って断言するわ。」
大人できれいな女性は告げた。
ある2人のお話
リオラと呼ばれる女性は、ミオルと呼ばれる子供を愛していました。
それはミオルも同じこと。ミオルと呼ばれる子供はリオラと呼ばれる女性が大好きでした。
2人の仲の良さは多くの人が知っていました。
幸せと言うものはそう長くは続かない。幸せの後は同じくらい不幸が来るのです。
それは誰もが知っています。2人も例外ではないのです。