long sleep
□2章
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「あの、」
「なんだ、松風天馬」
「私、松風天馬って人じゃないです。」
「・・・・何っ!?」
いやいやいや何って・・・
「それに天馬って思いっきり男じゃないの!私女!しかも私サッカーしてない!」
「・・・・・・・・・私が・・・間違えたのか。」
長い間のあと謎の少年は斜め下を向きそう呟いた。
なんとか人違いってことを
わかってくれたみたい。
それにしてもこの人どこから来たんだろ
扉の開く音もしなければ、服だってちょっとおかしい。
なんかドラゴン○―ルの世界みたいな衣装だし
謎は尽きない、この少年を見れば見るほど疑問が溢れてくる。
「!?・・・人が来る・・・!これ以上関係ない人間にバレるとまずいな・・・」
少年は私の手をとった
「・・・付いてきてもらう、いいな?」
「え?なに・・・!?」
「No、拒否権はない」
そう言った瞬間、眩い光に包まれた