long sleep

□7章
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ある日

プロトコルオメガは
サッカーを消すため、また過去に行かなくてはならなくなった


私も付いて行きたかったが
人質であるという理由で

議長から過去に行くのに許可が降りなかった


まぁ、妥当といえば妥当なんだけど・・・


アルファ「ちゃん、連れて行けなくてすまない」



『アルファが謝ることないよ、それにこれが無事に終われば私は帰れるんだし』



そうだ、アルファたちの任務が無事に終わったら

過去に帰れるんだし、どうってことはない


クオル「でも、ちゃん・・・」



レイザ「ちゃんにお土産を買ってきてやろう、何がいい?」



『え?』



レイザ「今の私たちではそのくらいのことしかしてやれないが・・・」



『レイザ、クオル・・・ありがとう』


彼女たちの優しさが身にしみた

会って間もない私のことを
こんなに気にかけていてくれるなんて・・・


エイナム「リーダーそろそろ・・・」



アルファ「・・・そうだな」


そう言うとアルファは私の前に来た



アルファ「ちゃん、何かあったら前に渡した通信に連絡するんだぞ?
あれならプロトコルオメガのメンバー全員と通信できるようになっている」



『うん、わかった』


確か部屋のテーブルに置きっぱなしだったっけ・・・



ちゃんと使い方確かめておこう



クオース「うん、ちゃんからの連絡ならいつでも大歓迎だよ」



ザノウ「クオース、調子に乗るな」



クオース「はーい」



ネタン「じゃあ、行ってくるね」



ジーニー「ちゃんと留守番してるんだぞ?」



ガウラ「すぐに終わらせてきてやるからな」



『うん!みんな、いってらっしゃい』


手を振って見送ると
みんなは次々と光に包まれて消えていった

これがテレポートなのかな・・・

間近で見ると本当に不思議


取り敢えず、私はやることもないので
部屋に戻ることにした。
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