long sleep
□４章
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―アルファside―
少し話してから彼女の部屋を出た
胸がズキズキする･･･
なんだこれは
新しい病なのか･･･？
普段では考えられないほど心臓が脈を打っている
壊れてしまうのではないだろうか。
だが、原因が分からなければ手の施しようがない
「私は･･･どうなってしまうんだ？」
ちゃんのことを思うと･･･
「心臓が、苦しい･･･」
「リーダー？」
私としたことが、背後にいたエイナムに全く気がつかなかったみたいだ
「リーダー顔赤いですよ？熱でもあるんですか？」
言われて気がつく
顔に熱が集中していたようだ
「No、熱ではない」
「そうですか･･･、そういえばさっきの娘はどうなったんですか？」
「ちゃんのことか。ちゃんならそこの部屋にいる」
「そうなんですか。オメガのメンバーがそわそわしてたんですよね、可愛い娘が来たって」
「そう、か」
･･･なんだ、これは
別にちゃんは可愛いし他の奴が気にしていることも頷ける
だが、納得いかない
何故だろう。私はどうなってしまったんだろうか