long sleep

□2章
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ガラッ・・・





「ちゃんさっきは言い過ぎた、だから機嫌直せって・・・




居ないのか?・・・声が聞こえた気がしたんだが」








井吹の声がかすかに聞こえた気がした――






―――――・・・



―――・・・



―・・・







紫色の髪の少年に手を握られたと思ったら



ここはどこ・・・



いつの間にか教室ではないところに来てしまった







全体的に暗いけど、ライトがところどころあって顔は判断できる



体に悪そうなところ


そんな印象が強い









「すまない、関係ない君に危害を加えるつもりはなかった。」




少年が話しかけてきた



そういえば、名前聞いてなかったな・・・




「・・・あ、まず自己紹介。私名無 ちゃんって言うんだ」





「ちゃん?」





「そう、だから君じゃなく名前で呼んでよ。あなたの名前は?」






「私は・・・アルファ、」





「アルファって言うんだ、なんか変わった名前だね」




「そうか?・・・そういえば、ここは君たち・・・いや、ちゃんたちから見たら200年後の世界だから多少違和感はあるかもしれないな」






2 0 0 年 !?





え?え!? 2 0 0 年!?
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