お話

□モテ術2
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「あとこっちも借りてもいい?」
岡田の家で高い本棚の前
俺は次の資料になりそうな本を数冊選んでいる
『いいよ』
しかし、俺の手にはすでに三冊持っていた
「取ってくれる?」
『おぅ』
岡田が背伸びをしても指先しか届いていない
普段は踏み台使ってるんだろうな
綺麗に上まできっちり詰まってる

おぉ!これはあのシュチュエーション
【モテ術】
俺は先に持っていた本を近くに置き岡田の後ろに回り込むと伸ばした手の上から本を取った
「あっ」
腕の中に岡田がスッポリ入ってしまう
顔だけが振り返りかなり近い
『ありがとう』
そのまま抱きしめると岡田の香りが鼻先をかすめる
振り返った口唇に優しく触れると瞼を閉じて俺に身を預けてきた
少し離れてはまた口づける
甘い吐息が鼻から抜け岡田は自分から舌を絡めてきた
『んっ‥』
掴んでいた本を目の前の棚に乗せるとシャツの下に手を忍ばせる
『イノッチの指‥冷たい』
触れそうな距離で呟く唇が俺を煽った
「すぐに熱くなるよ」
胸の小さな飾りを摘まむとピクリと身体を強張らせた
捏ねるように愛撫すると吐息が濡れたように変わる
首筋に舌を這わせて少し吸う
『あっ‥痕つけん‥で‥』
潤んだ瞳を向けられるともう止められない
「わかった」
耳元で囁きワザと音を立ててキスをした
胸の飾りはすっかり硬くなっている
筋肉を確かめるように指を滑らせズボンの中に入り込んだ
『い‥や‥』
俺の腕にギュっと縋る
ボクサーパンツの中はかなり窮屈になり先は濡れていた
「濡れてる」
わざと耳元で囁くと頭を振る
「いいよ‥もっと感じてよ」
部屋の中には濡れた音と岡田の甘い吐息であふれていた
履いていたズボンを下着ごとずらし棚に手をつかせ後ろに指を滑り込ませると背中が艶かしく反り返る
この筋肉が特に好きだったりするそこにキスを繰り返すと物欲しげに腰を揺らす
『イノ‥ッチ‥』
「俺も我慢の限界」
ゆっくりと当てがい呼吸を合わせると一気に深く進めた
『あーーっあぁ』
「中、熱い」
腰をしっかりと抱きゆっくりと動きだす
『‥いぃ‥やぁっ』
岡田の感じる場所を突き上げると甘い声が響いた
「やらしい声」
激しく腰を突き上げ岡田が白い液体を吐き出した後で俺も中に吐き出した

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