ハンター試験編

□11.トリックタワー
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それではがんばってくださいねーと言う声とともに飛行船が遠ざかって行く

第3次試験はこのトリックタワーで行われるらしい

72時間以内に生きて塔の下まで行くことが試験内容だ

しかし、

『何もないねぇ』

「だな」

下に降りる階段みたいなのもない

『じゃ、どうやって降りろっていうんだ』

「壁をつたうんだろ」

振り返ると番号86番のおじさんがいた

そして、

「一流のロッククライマーならこのくらいのとっかかりがあれば……」

って言いながら、どんどん下に降りて行った

「うわぁーもうあんなところに」

「ルイ〜、キルア〜」

「『ゴン!クラピカ、レオリオ!』」

「ここにいたんだね」

「下覗き込んでどうしたんだ?まさか、ここから飛び降りる気か⁈」

『まっさかー!あれ見てよ』

と、86番を指差した

「おーすげー。もうあんなに降りてるぜ」

「ああやって降りるのか?」

かもね〜って言おうとしたら、羽ばたくような音がした

「「「「『?!』」」」」

するとすぐに怪鳥が現れ、86番を食べて行ってしまった

「か、壁をつたって降りるのは無理そうだな」

「あぁ…」

『じゃ、やっぱ隠し扉かなぁ』

回れ右して数歩 歩いた

『ひゃっ⁈』

ガコンッ

「……あれ、ルイは?」

「え?」
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