ハンター試験編
□4.走るのは好きじゃない
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まだつかないの〜
かれこれ、5時間は走っている。ルイにとって、1日中走り続けることだって、容易いことだった。だか、
ひますぎるよ!ゴンとキルアは競争とか言って先に行っちゃうし、クラピカとレオリオは気づいたらいないし。はぁ〜、せっかく話せる人達がいたと思ったのに最悪。
『ん?』
あーもー。やめてほしーよなー
『ヒソカ!……さん…』
「やぁ♥️ルイ。わざわざ戻ってきて、そんなに僕が恋しいかい?♣️」
『はっ!まさか!あんたが殺気飛ばしてくるからきたんでしょーがっ!』
ヒソカの言葉にいらっとして、ついあんたとか言っちゃった。
「そんなに照れなくてもいいのに♠️」
『照れるかぁー!』
てか、今のが照れてるって取れたんだ?すごい頭だね!
『!』
あれって、ゴンとキルアじゃない⁈
あの、ツンツン頭と白いフワフワ頭は間違いないよ!
『おっ』
ゴンがこっち向いた!ヘルプミー!!
あ。ヒソカも気づいた。
ちょっとキルア?何ゴンに言ってんの?
ちょっ、待って…
『おいてくなよっ』
「行っちゃったね♣️」
え。あの子ら全力疾走しなかった?
そんなに私が嫌いか?
そりゃあ、会ったばかりだけどさ
ゴンなんて連れてってくれるって言ったじゃんか!
『あの子ら……殴るっ!』
この変態のとなりにいる女の子を見て見ぬ振りして、おいてくなんて!
「おや♦️もう行っちゃうのかい?♠️」
『用事が出来たんで。さよならヒソカさん!』
「ルイ」
『⁈……何ですか』
いきなり呼び捨てだったからびっくりした。そりゃあ、ヒソカがルイちゃんとか言っても似合わないけど?
「ぼくの事は呼び捨てでいいよ♥️」
『そうさせてもらう!』
こんなやつにさん付けなんて嫌だわ