黒子の日常3
□間接キスNG
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ガコン
自販機から缶をとる
「はい、真ちゃん!!」
おしるこだぜ!ってニカッと笑いながら渡す高尾は……
「可愛すぎるのだよボソッ」
「ん?何か言った?」
「ありがとうと言ったのだよ」
真ちゃんがお礼言うとか今日槍降るんじゃね?などとふざける高尾はふと、
「おしるこって美味しい?」
と聞いてきた。
もちのろんで緑間は「美味しいに決まってるのだよ」と返事をする。高尾は「ふ〜ん」と言いつつおしるこをガン見している
「………そんなに気になるのなら飲んでみるか?」
「!飲む!!飲んでみたい!!」
高尾は緑間から缶を受け取ると口を付けようとした。
が、
(え、あ、これって間接キスじゃねーの?)
そう思って急に顔が赤くなる
そんな高尾を見て緑間は何故飲まないのかと思ってしまい
「いらないのか?」
と、聞いた
「ち、ちがっ!いらないんじゃなくてその、か、間接キスにな、るなぁって思って……」
「……なんだ、そんなことか」
すると緑間は高尾から缶を奪った
。そして自分で飲んだ。
(あ………)
高尾は少し残念そうにした。
すると……
「!?!?ふぅっ、ふ、ふぁ」
緑間は高尾にキスをしておしるこを高尾の口の中へ流した
「ゴクン、ぶっーーーッ!あっまッ!何コレ甘すぎッ!絶対キムチ鍋の方が美味しいッ!ってあ………し、真ちゃんごめん」
目の前にはおしるこを被った緑間の姿
「ぷっアハハハハはッ!」
「高尾、ちょっとこい」
「え、ちょ、ごめんッ!って痛い痛い痛い痛いッ!」
おしるこを侮辱の罪と真ちゃんにぶしゃーした罪で高尾は緑間から刑を受けた