黒子の日常3

□間接キスNG
1ページ/4ページ

ガコン

自販機から缶をとる


「はい、真ちゃん!!」


おしるこだぜ!ってニカッと笑いながら渡す高尾は……
 

「可愛すぎるのだよボソッ」

「ん?何か言った?」

「ありがとうと言ったのだよ」


真ちゃんがお礼言うとか今日槍降るんじゃね?などとふざける高尾はふと、


「おしるこって美味しい?」


と聞いてきた。
もちのろんで緑間は「美味しいに決まってるのだよ」と返事をする。高尾は「ふ〜ん」と言いつつおしるこをガン見している


「………そんなに気になるのなら飲んでみるか?」

「!飲む!!飲んでみたい!!」


高尾は緑間から缶を受け取ると口を付けようとした。
が、

(え、あ、これって間接キスじゃねーの?)

そう思って急に顔が赤くなる


そんな高尾を見て緑間は何故飲まないのかと思ってしまい


「いらないのか?」


と、聞いた


「ち、ちがっ!いらないんじゃなくてその、か、間接キスにな、るなぁって思って……」


「……なんだ、そんなことか」


すると緑間は高尾から缶を奪った
。そして自分で飲んだ。

(あ………)


高尾は少し残念そうにした。


すると……


「!?!?ふぅっ、ふ、ふぁ」


緑間は高尾にキスをしておしるこを高尾の口の中へ流した


「ゴクン、ぶっーーーッ!あっまッ!何コレ甘すぎッ!絶対キムチ鍋の方が美味しいッ!ってあ………し、真ちゃんごめん」

目の前にはおしるこを被った緑間の姿  

「ぷっアハハハハはッ!」

「高尾、ちょっとこい」

「え、ちょ、ごめんッ!って痛い痛い痛い痛いッ!」


おしるこを侮辱の罪と真ちゃんにぶしゃーした罪で高尾は緑間から刑を受けた
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ