【短編集チック】異能少女の日常・非日常

□(休止中)第1譚 ハロウィンを君に
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カーテンの隙間から射し込む白い光に、宮城は目を覚ました。


「ん……」


小さく伸びをすると、すぐさまサインペンを手に取る。


壁のカレンダーの今日の日付に、


「まるっ」


○印まみれのカレンダーを見て、宮城は数える。


「いーち、にーい、さーん、しーい、ごーお、ろーく…」


そして、満面の笑顔で。


「ってことは、あと一週間?」


やたー、と、独り万歳をする宮城なのであった。
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