syuen no shiori short

□助けて、B子様!
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ー放課後ー

一緒に帰ることは出来ないので後から来てもらうことにした。


問題は、私の家の場所がこいつらにはわからないという事だ。


「私はB子ちゃんのお家の場所わかりますよ!!」


「あ、そう?じゃあ、案内よろしくね?」


D音は快い笑顔で引き受けてくれたけど、私D音を家に招いたことなんてあったかしら・・・・?


・・・・・とにかく、私はいつも通り友達と帰り、各自みんな家に帰ってから待ち合わせをして来ると言うことになった。


「A弥さんはともかく、C太さん。待ち合わせ時間に一秒でも遅れたら、殺しますよ?」


「ははッ。相変わらず、D音ちゃんは厳しいなぁ!!」


D音はもちろんC太も目が笑っていない。

何でこの二人こんなに仲悪いのかしら・・・・

素朴な疑問を浮かべながら、時間がなくなると悪いので、とりあえず一旦帰ることにした。


「それじゃあ、4時に家よ!!」

「一瞬も遅れませんB子ちゃん!!」


D音はもしかしたら、家に来たいがために勉強をさぼったのでは・・・・・なんて考えが少し浮かんだけどきっと気のせいよね!!
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