Fate/

□V
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「ーーー!!」


ー喚ばれている
誰だっ俺を呼んでいるのは

あぁ…聖杯戦争に呼ばれるんだ
誰かに従うってのは嫌だが聖杯の為だっしょうがないっやってやろうじゃねぇか

ホォ…

『問うっお前が我がマスターか?』


目の前には黒髪に賢そうな顔つきの青年がいた


「そうだっ俺が君のマスターだ」

『では契約成立だっ…』

「無事に召喚できたみたいね」

「母さん…!!」


扉から女性が出てきたっ
母さんと言っていたからマスターの母だろう


『クラスはアーチャーっアーチャーと呼んでくれ』

「今回もアーチャー…遠坂はアーチャーばかりね」

『そのようだと…聖杯戦争に参加していたとみるが』

「そうよっ我が遠坂家は代々聖杯戦争に参加しているわっ私も参加した」


成る程…魔力も申し分ないと思ったが魔術師の家系か


「俺は遠坂橙也っお前の真名は?」

『俺は……ラウ』

「ラウ?聞いたことないぞっ…姓は?」

『俺にはないっ』

パンパン
「はいはいっまずは教会に行きなさいっ今回の監督役はちょっと皮肉れてるからっ私の名前を使いなさいっ」

『では名前を聞いておこう』

「遠坂凜よっ」


名は人を表すか…
名前の通り凜とした態度だ


『俺は霊体となるが離れるわけではないっ危険とあれば表れる』


この屋敷の周りに気配が感じる…気持ち悪い…




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