絶対、大丈夫だよ。

□別れ
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「だーいすきっっ!」

私は小狼くんに向かって抱きつくと 小狼君は
後ろに倒れてしまった。

当たり前だあんなに勢いよく飛んだのだから

「いてて・・・。小狼くん、ごめ・・・」

「ばか!だから元に戻るまで待てって行ったんだ!」

小狼くんは体を起こすなり言った。

「あ、あう・・・。ごめんなさい・・・」

すると小狼くんは私を自分の体に引き寄せて強く抱きしめた。

「怪我はないか?」

「ううん・・・。大丈夫だよ」

「そうか・・・」

小狼くんの心臓の音が聞こえる・・・

「おれ、もうさくらにあんな辛い思いさせないようにもっともっと強くなるから・・・」

小狼くんはそういうと抱きしめる力が強くなってきた。

「うん・・・」

私はそれから先のことは何も覚えていない。

私が目を覚ましたときには私は自分の部屋のベッドに寝ていた。
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