短い
□ツンデレ彼女のデレ期
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おまけ
「グレイ！ 一緒に帰るぞ！」
ナツのデレ期はまだ終わっていなかった。
さっきキスした時点でもうデレ期終わったかなと思いもしたが、どうやらまだデレてくれるらしい。
断る理由も無く、二つ返事でOKした。
「やっぱ朝と夕方は寒いな〜」
「そーだな。お前寒そうに見えねえけど」
「そりゃあったけえもん。父ちゃんに貰ったマフラー」
それにもともと体温高いしな〜と言うナツ。
確かにナツの体温は高い方だ。
それに比べて俺の体温は低い方で。
まぁでも寒いのは嫌いじゃない。
頂けないのはこの手だ。
冷え性なためいつでも氷のように冷たい。
おかげで授業中シャーペンを持てないこともある。
ハァ…と手に吐息をかける。
こんなに冷たかったらナツと手も繋げない。
渋々といった感じで手をポケットに突っ込もうとした時、がっしりと腕を掴まれた。
もちろん相手はナツなわけで。
「ナツ？ どした？」
「……手！ 繋ぐの！」
「えっ、いや冷たいって！ いいのか？」
「だってグレイ寒そうだし……繋ぐの！」
ギュッと握られたナツの手。
俺とは反対に温かくて、俺より一回り二回り小さい手。
「つっめてえ……」
「ナツの手はやっぱりあったけえな」
「お前が冷たすぎんだよ…氷かコレ」
「そう言いつつ離さねーのな」
「グレイが寒そうだからって言っただろ！」
「はいはい。ありがとうな」
「〜〜〜っニヤニヤしてんじゃねえよ！」
やっぱりデレてるナツも可愛いが、ツンツンしてるナツも可愛いな。
end
あとがき
いっやぁあねぇ。
偶にはあっまあまのもいいかと思いましてね。はい。
いつもの…甘いかな？って思ってww
落書きから生まれた話ですはい。
ぶっちゃけグレイ風邪引いてる意味あんのかなとかナツ地味女体化してるけど意味あんのかなとか色々書きながら思ってました。
すいません(´・ω・｀)
けど後悔しない。それがアストさんです_(:3｣∠)_←