3周年リクエスト(2)

□再び(こじ+あつゆう)
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★MeroPさんリク



社長と秘書シリーズ



「短編小説」の
続編シリーズにある、「社長と秘書シリーズ」の『貸出』を先に読むとわかりやすいと思います。






小嶋さんとこのおかげで篠田の会社はこれまで以上に利益がでた。





ピピピピ


「はい。あ、秋元?」



『小嶋さんて方が社長にお電話です。』




「小嶋さんが?」



『ええ、直接社長と話したいことがあるそうです。』










「お電話代わりました、篠田です。はい、お世話になります。」




『あ、篠田さん?小嶋ですー。
あれから、順調?そうだよね、出荷数みたらわかるよ。』




「ありがとうございました。大変、感謝しております。」




『それでね、あのおちびちゃんのことだけど…


気にいっちゃったみたいでさ。また、貸してくれない?』




「あの…一日だけの約束では?」




『うん、だからこうやってお願いしてるんでしょ?
あの子社長のためならなんでも頑張るよねー、すっごくできた秘書だよ。』




「・・・・・しいたけは、勘弁していただけませんか。」




『はーい、うん。じゃ、あした連れてきてねー』






断ろうと思えば断れたはずだった。













『社長?ぼーっとしてますけど、だいじょうぶですか?頭痛かったら、帰ったほうが「優子。」



「優子、もう一回だけ小嶋さんところに泊まってくれる?」




『また、出張ですか?』


さすがに、明日は篠田が出張じゃないことくらい気づいてるだろう。

要するに、出張と言えということだ。


「そう。明後日には、帰ってくるから。」



『そ、、か。わかりました!』






もう、取引はやめてしまおうか。

別の取引先を探そう。



『社長。』



「ん?」


『社長は会社のために、頑張ってくださいね!』
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