支配された櫻学園

□涙サプライズ(理佐生誕)
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愛佳と茜が隣の道具室から持ってきたのは、【たくさんの蝋燭】【イスと手枷がついたテーブル】



茜と愛佳に助けを求めるが…『まぁ今回は理佐が悪いかも』『遅れたのは事実だし、今回は敦子が正しい…かな。うちらもフォローが難しいって言うか……』

気まずそうに言われた。







『座れ。』


愛佳『両手はテーブルにおいて』

ガシャンと金属製の拘束具が手首に嵌められる


茜『蝋燭だからちょっと熱いかも・・・理佐ガンバレ』



ちょっと熱いだけで終わればいいな

罰を受ける囚人のように準備が進むのを震えながら見つめる




『心配するな理佐、手首に少し火傷の跡が残るくらいだ。』


「、、っ・・・ヒック、、っ」


『少しでも手、ずらしたらマンコに蝋だ。いいな?』


「っ、、グスッ、、、は…ぃ」



目隠しをされ処刑へのカウントダウンが始まる。


10・・・9・・・8、7654・・・3、、2、1

「っ、、っ、、、ひっ……グスッ」



蝋の香りがする・・・






が、待っても何も熱さを感じることはない


愛佳『りーさっ、目隠し取ってみ?』


「ふぇっ?」


茜『聞こえなかった?目隠し取っていいよ』





・・・・・・!!!!

♪ハッピ、ハッピー、バースデー、ケーキのキャンドルを〜




愛佳『誕生日、おめでとーー!!』


「たん、、じょうび?手首に…蝋は?」

なぜかテーブルには、ケーキと18本分のロウソク。


茜『冗談に決まってるじゃんね、敦子?』


『仲間に火傷負わせるほどわたしが鬼畜だと思ってる?』


「ぇ、、ぁ……いえ/////そんなことは、、、ぁる……かもしれないと思って……痛っ!・・・すみません」

思いっきりゲンコツを喰らった




愛佳『これがホントの涙サプライズ♪♪』



『誕生日プレゼント。3人の割り勘だから』


中身は理佐が好きなブランドの、でも高くて自分では買えないと諦めていた時計だった。

「ちょ……ヒック、、本気で…手にっ、火押しつけ、られるっ、、っ、んだと思って、、ヒック…怖く、て」


愛佳『カウントダウン前から泣いてたもんな理佐(笑)』
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