嫌いから始まる恋(こじゆう)
□最悪の初日
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そのあと、
たかみなに、あっちゃん、佐江ちゃんに、才加って子を紹介された。
基本この6人は仲良しで、
たかみなとあっちゃんは女の子同士だけど恋人で(ってか陽菜からしたらたかみなが尻にしかれてるだけにしか見えないけど)
佐江ちゃんはゆきりんって彼女がいるらしい。
才加と麻里子は優子の親友。
『・・・あたし今まで友達なんかできたことないし。
それに、人を好きになったこともないから。』
「「「「「「・・・・・・・・・」」」」」」
一瞬空気が固まった。
放課は基本、イヤホンつけて大きめの音で音楽を聞いてすごして、
授業はつまんないから寝るか、さぼるか。
「じゃぁ今日から友達ってことで!・・・ね?みんな?」
は?なに言ってんの?
友達なんか要らないって意味で言ったんだけど・・・
優子ってのが二カッと笑って、小嶋さんも友達だからね?って言われた。
佐「そうだね。陽菜も友達だ。
佐江のことは佐江って呼んでよ!よかったら部活も見に来て?」
敦「陽菜、この子パシリに使っていいからね?」
み「ちょ!敦子///それはおかしいやろ!」
敦「たかみなが言うこと聞かなかったらあたしに報告してくれればいいし。・・・ね?」
なんか勝手に話進められて調子狂う。
「こじまはるなだからさ・・・・・こじぱだ!
こじぱ!これからよろしく!」
麻「明日からの購買じゃんけんの仲間が増えたね。」
麻「優子はああいう子だからさ、適当に流していいから。」
『ほんと、ああいうタイプ苦手。』
最初は、苦手だと思った。
嫌いなタイプだと思った。
to be continued