支配された櫻学園
□16 バレた相談、会長の涙
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★支配された櫻学園も後半です!全部で23話くらいの予定です。
かなり、内容が「支配された欅学園」と被っていますね。
★長編でこんなストーリー読んでみたいなど希望あればコメントください!
学パロでも、甘裏でも、オフィスラブでも
「更新停止中の僕はぼくを好きになる」も進めたいなぁ(^^)
絶対に、このまま終わるなんてできない。学校でこんなことが許されていいはずないんだから。
「か、会長?なんか、顔怖いよ?」
ひかるのために、また他にも苦しんでいる生徒のためにこの状況を自分が変えなければ……
教師も彼らにビビっており、宛になりそうな人はほとんどいない。
その中でも、古文担当の高橋先生はまだ相談してみる価値があるかもしれない。
「どうしたんスか?」
「先生は…先生は、この学校の状況についてどう思われますか?先生も気づいていますよね、3年生の一部の生徒がいろんな生徒を呼び出して虐めてるの。
いいえ、廊下や教室でも構わず彼らはヒドいことをしています。」
「ぇ、、あ、うん。それはなるべく関わらないようにした方が……」
高橋はすでに4人の標的になっているが、生徒には話していないため松田は自分に助けを求めようとしていた。
「関わりを持ちたくなくてもムリヤリ引きずり込まれる生徒がほとんどです!お願いします……先生しか、先生しか頼れる人はいません」
「そ、そうっスね、、、」
理佐『愛佳、あれって会長と高橋じゃね』
愛佳『マジじゃん』
体育の授業をサボろうと2人が歩いている先に、松田と高橋の姿が見えた。
愛佳『理佐、シーーっ……』
2人に気づかれないように近づく。
“関わりを持ちたくなくてもムリヤリ引きずり込まれる生徒がほとんどです!”
“警察に相談してみまスか、でも証言だけだと「してない」って言われる可能性もあると思いまスけど”
理佐『アイツら、、こりゃ敦子さんに即報告だ』
愛佳『バカだね、こんなバレバレの場所で』
しっかりと携帯で2人の会話をムービーに収めていた。