支配された櫻学園
□8 昼休みの資料室
1ページ/3ページ
「はい、ではここに何が入るか……ぇっ、、、では尾関さんお願いしまス」
土生が当てられ、次は順番的には後ろの席の茜のはずだったが飛んで尾関が当てられた。
♪キーンコーンカーンコーン
「ではこれで終わりまス」
授業終了のカネが鳴ると逃げるように教室をでていった高橋
理佐『アイツ絶対避けてるよな』
愛佳『ってか、茜シカトされてたな』
茜『ビビってんでしょ』
あの日以来、高橋は明らかに4人のことを避けている。授業中も絶対に4人は当てないし、チャイムと同時にすぐに職員室に戻る。
理佐『お迎えいってあげちゃう?』
愛佳『いいよね、敦子?』
『理佐、電マ持って行くの忘れずに』
理佐『わかりました』
避けられていることが気にくわない4人はお昼休みに職員室に向かった。
お目当ての人物は、3年担当のブロックにいた。
茜『高橋先生に用事があるのですが…』
「っ!、、ど、どうしたんでスか?」
『ちょっとここでは話しにくいご相談があって…今、お時間ありますか?』
適当な理由をつけ、職員室隣の資料室に連れ出した。そこでは、教師が使う資料がいろいろ置いてあり生徒はあまり出入りすることはない。
「な、なんスか…」
愛佳『うちらのこと避けてる?』
「ち、違いまス…授業の準備もあるから・・・」
理佐『さっきの授業、茜のことシカトしたっしょ』
「そ…それは、、、」
愛佳『じゃあなんで当てねぇの?飛ばしたよな茜のこと』
「す、すいま、せん……次は気をつけまス」
茜『あーぁ、傷ついたなぁ先生に無視されて。詫びてくんない?』
“無視”の部分をわざと強めて言う。
「だからっ、ごめんなさい守屋さん」
『それで詫びたつもりか?そこの机に座ってスカート脱いで股拡げてパンツ見せるくらいしろよ』
「っ……そ、そこまでは、勘弁してっ、、ちゃんと謝りまスから/////」
愛佳『この写真たち学校の掲示板に貼っとこうか?なんなら学校のホームページにもアップしちゃお』