2,000,000ヒット達成記念リク

□待ってた(まりこじ)
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「麻里ちゃーん」




『こら、小嶋さん。一応篠田先生だからね?』




「麻里ちゃんに教えてほしいことがあって。」




『ぅん?』




「どうやったら好きな人と結ばれるのかなー。」




『そりゃぁ…思いを伝えたらいいんじゃない?相手はどんな人なの?』




「学校の先生」




あー、なーんで篠田に言うかなぁ・・・。

篠田は小嶋さんが好きで、でも関係は先生と生徒。

そして、生憎
小嶋さんには好きな人がいた。しかも、相手は学校の先生…か。



『どんな人なの?』




「背が高くてー、かっこよくてー、数学の先生。」


教えてる教科まで篠田と一緒ですかい。




『そうなんだ。高校卒業したら、小嶋さんは立派な社会人だし、卒業するタイミングで告白するって言うのはどう?』




「麻里ちゃん的にはさー、やっぱり先生と生徒って言うのは抵抗ある?」




『先生の立場としていうと、生徒と関係を持つって言うのは抵抗あるかな。
一応先生だしね、バレたらまずいでしょ?』





















「まりちゃーん。」




『?・・・こら、小嶋さんスカート短いよ。』




「ダメー?」




『ダメ、今すぐ直しなさい。』

こうやって、注意できるものあと一か月か。


そうして、小嶋さんはきっと卒業と同時にこの前言ってた学校の先生に告白するんだろうな。



「麻里ちゃん厳しー。陽菜もうすぐ卒業だよ?」




『あのね、もうすぐ卒業だからいうんでしょ。
社会人になったら身だしなみなんて誰も注意してくれないからね?』




「あ、そうだ。この前聞くの忘れた。
麻里ちゃん先生は好きな人いるの?」




『先生にそうゆうこと聞くもんじゃありません。』


目の前にいる生徒が好き。なんて言えるはずないでしょ。

他に好きな人がいるって知ってるのに…



「えー・・・結構重要なことなのに」



『???』
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