調教師
□クンニ絶頂
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ガチャ・・・
「敦子ちゃーーん、元気?」
『…ねぇ、あたしってこの部屋からも出られないの?景色も見飽きたんだけど。』
「んーー、残念ながら指示があるときとお風呂以外は出すなといわれております。」
『ムカつく。』
「相変わらず口が悪いよねー。」
20のあたしが8,9くらい上のお姉さんに口でかなうわけなくて、いっつもムカつくこと言われるけど言い返せなくて終わり。
でも…縋るならこの麻里子って人しかいないのかも。
ここに来てから麻里子か、麻里子が連れてくる押さえつけ役の男(しかも日ごとに違う)
しかあったことない。
「調教の時間だけど少しなら話きいてあげようか?」
『なにその上から目線。』
「え、立場的にあたしのが敦子ちゃんより上だよね?」
『麻里子はさ・・・』
「おっ。初めて麻里子って呼んでくれたねー。ほんとは『麻里子さん』が正しいけどまあいいよ。」
『今まで調教してきた子とかに、助けてとか言われたことないの
あたしたちみたいなのからしたら、麻里子みたいな担当の人に縋るしかないじゃん。』
しばらく麻里子は考えてるみたいだった。
たぶん、「ある」が正解だと思った。
「敦子ちゃんは今助けてほしいんだ?あたしに。」
『っ・・・・そのにやにやした顔ほんとうざい。』
「篠田に助けてほしいって話じゃなかったの?
さ、2時間後には次の調教入ってるから始めるよー。」