AKBたちの小説

□暗がりを利用して(まりゆき)
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こうゆうのってさー、スリルが楽しいわけじゃん?


「かしわげちゃんてさー、映画好き?」




『ぁ、はい!…1人じゃ見ないですけど////』




「じゃあ篠田みたいやつあるんだけど一緒に行ってくれない?」


一応、恋人だしね。
もちろん惚れたのは篠田。誰にでも、優しくできるところや
ちょっとおっちょこちょいなところがあるから守ってあげたくなるところ含めて好き。




「オッケー。じゃあ土曜日の夜で。」



















『篠田さんってどんな映画見るんですか?』




「篠田はねー、恋愛も好きだけど一番はやっぱり……洋画かな。
あっ、今日は恋愛映画の予定だから安心して。」


えーーーっと、、ぁ、これこれ。


『あ。』



「え、やだった?」



『ぃゃ、、ちょうど私も見たいなーと思ってたところで///麻友もこうゆうのは興味ないし…』




「篠田誘ってくれればいいのにー。恋人でしょ?」




『誘いたかったんですけど、、、勇気がなくて////』


ゆきりんってばいつも篠田の予定とか気にして、誘ってくれないんだよねー。

それでこの前軽くお仕置きしといたけどね



















『・・・・・・・・・・・・・・・・・』



・・・・・・・・・・・・・

夢中になってるゆきりんの横からそっと手を伸ばす。


『っ!、、、、、、』

背中のラインにそってツ――――と指を這わせ背中を反らしたところで服に手を入れてみる。


あ、今夏だからキャミ着てないんだ。


「静かにしてないと、前の人とかにバレちゃうかもよ?」


ちょうど篠田たちの席は一番後ろ。


レイトショーだからお客さんも少ないけど、
カップルや仕事終わりのサラリーマンらしき人がちらほらいる。

かしわげちゃんには悪いけど、篠田は元々そこまで映画には興味ないんだ。
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