嫌いから始まる恋(こじゆう)

□ちょっとずつ
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「こじぱが入っても結局たかみなが一番じゃんけんよえーな!」



た「なんでやーー・・・」



敦「たかみな早く行かないと他の人に取られちゃうよ?そしたらまたコンビニまで走ることになるよ」



た「え、、それはやだ!行ってきます!」



なぜか陽菜も購買じゃんけんってやつに加わることになった。
じゃんけんで負けた人がみんなのお昼を買いに購買まで走る。



そして、この人たちはたかがじゃんけんにも真剣だった。




陽「たかがじゃんけんじゃん。」



佐「なーに言ってんのにゃんにゃん。じゃんけんでも、勝負だから真剣なんだよ。」



才「負けたら購買まで走らなきゃいけないしねー。7人分買うの結構大変だぞ?」



麻「まぁ週に二回くらいはみなみが負けるけどねー。」







この人たちはなんでこんな楽しそうなんだろう。



他の人は、クラスのあいつがうざい、キモイ、

アイツとあいつが付き合ってるらしい。

あの授業は・・・・とかそうゆう話ばっかり。





でもこの人たちは違うと思った。
人の悪口言ってるの聞いたことないし、

さっきまで大声で言い合いしてたと思ったら、真剣に授業を聞いて、


じゃんけんにまで勝負だからって真剣になる。









麻「ねぇ、来た時と今じゃちょっとみんなの印象違うでしょ?」



陽「・・・・そうだね。」



思ったことを言うのが恥ずかしくて、そうだねだけ答えた。







優「こじぱーーー!ぐはっ/////、、、近くでみたら今日もかわいい!
ね、今度遊びにいこーよ!デート!この町案内してあげるよ。

面白いとこいっぱいあるから!ね?ダメ?」






優子のキャラはやっぱり苦手。



でも眉毛を下げて「一日だけでいいからー。」なんて言われたら



陽「今度の日曜なら空いてる。」



優「ほんと?!」
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