嫌いから始まる恋(こじゆう)

□最悪の初日
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こじゆうの長編スタートしました!!

「調教師」のまりあつとは打って変わって、学パロになります。


















「じゃぁ、転校生を紹介する。入ってきて。


それじゃあ簡単に自己紹介してくれ。」




『・・・・小嶋陽菜です。勉強と運動は苦手です。
よろしくおねがいします。』



「えーーっと、一番後ろの角
大島の横に座ってくれ。


これから小嶋と仲良くするように!」












指定された席についたら、にこにこして笑窪くっきりした子がよろしくね小嶋さん♪


って、めんどくさいからとりあえず会釈だけしとく。




「教科書は一週間くらいかかるそうだから、それまで大島!
みせてやってくれ」



「はーい先生。

って言ってもここの授業ほとんどプリントで問題とか解説とかだから大丈夫だよ。」



『ふーん。』


教科書だろうが、プリントだろうが今まで真面目に授業なんて受けたこともないんだから関係ない。














「ねぇねぇ、大島優子。よろしくね、小嶋さん!」


『うん、』



「えーーー!素っ気ない!
ってかめっちゃ美人だね!お母さんも美人なんだろうなー。」





よくしゃべる。


よく質問してくる。


元気で友達いっぱい。


うるさい。


よく絡んでくる。



陽菜の苦手なタイプ。







「え、小嶋さんっていっつもそんな感じ?」



「こら!ゆっぴー、陽菜困ってるよ。」



「え、麻里ちゃんいきなり呼び捨て?!」



今、ちっちゃい優子って子の頭をポンって叩いた背の高い人。

篠田麻里子っていうらしい。



「ごめんね?ゆっぴーこうゆう子だからさ。
まぁ最初はうざいけど、悪い子じゃないから。」



保護者かよ。
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