青いひよこの夢

□ほんと好きだね。
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「なぁ、ルパン」
「なぁに次元ちゃん」
「いつまで俺の髪乾かしてるんだ?」
「ん?も乾かし終わったよ?」
「なら離れろ」
「やだ」
「はぁ...」
風呂から上がったらルパンが
『あ、次元ちゃん髪乾かしてあげるー。そこ座ってー』
って言うから促されるまま髪を乾かしてもらったんだがルパンは、乾かし終わってもずっと俺の髪を撫でてる。俺はそろそろ寝たいんだが。
「ほんと好きだな。俺の髪」
「うん。次元の髪好き。ふわふわしてて撫でると気持ちいい」
「そうか。でももう...」
「ん?」
ルパンが俺の髪を撫でる。気持ちいい何か眠たくなってくる...。
「いい...加減に...しろ俺は、もう、寝るんだ...」
「ん?次元眠いの?」
「ん...」
「いいよ。そのまま寝ちゃいな」
「んぅ...ベッド...」
「はいはい(笑)」
ふわっと体が浮く
ベッドに運ばれる横に寝かされ布団をかけられる
「よいしょ」
隣にルパンが入ってくる
また髪を撫でられる。手つきが優しくて気持ちよくて、浅い眠りからさらに深い眠りに落ちていく
「おやすみ次元」
髪にキスされた。そして二人そのまま深い眠りに落ちて眠った

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