青いひよこの夢

□捧げ物添い寝ル次
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「ルパーン入るぞー」
そろーっとルパンの部屋のドアを開ける
ルパンはぐちゃぐちゃのガラクタが置かれた机の上でぐっすりと寝ていた…珍しい
せっかく持ってきた温かいコーヒーは無駄になったな
コーヒーをその辺に置いてルパンをベッドに運んで布団をかけてやる
子供みたいな顔して眠るルパンが可愛くてベッド脇に腰を下ろし頭を撫でて顔をのぞき込むこんな顔滅多に見れないそれが見れる俺だけが特別…と優越感に浸る
(ん、ルパン見てたら眠くなっきたな)
俺はそのまま寝ちまった

起きたら何故かベッドにいて次元がベッド脇で寝てる冷めたコーヒーが机に置かれている
(そうか作業してていつの間にか寝ちまってたんだそれで次元がベッドに俺を運んで…んで次元もいつの間にか寝ちまったと)
この様子だとすぐには起きないだろうベッドからおり次元をベッドに寝かせ俺も隣に潜り込んでベッドに入った
寝ている次元の顔をまじまじと見る安らかにすやすや眠る次元俺の隣で無防備に寝ている次元
「どんな夢見てるのかな次元?こーんな幸せそうな寝顔しちやって」
そう言い微笑んだこんな姿を見れるのは俺だけだねと優越感に浸りながら次元の手をそっと握り俺も再び夢の中へ旅立った

(起きたら温かいミルクでもいれてやろう)

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