青いひよこの夢

□赤いドレスは恋のはじまり
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それはいわば一目惚れだった
仕事に詰まってぶらぶらと街中を散歩していたその中にタバコをふかしながら歩くあいつの姿に見とれ、惚れた
俺はすぐさまあいつに声をかけたあいつは不機嫌そうに俺を見てしっしっと追い払うように手を振りすぐ歩き出した俺は歩きながら話をする
「ねーお願いっ!俺のモデルになって!あんたなら絶対俺の作品を完璧にできるっ!俺はあんたに惚れたんだ!」
「はぁ?だから俺はモデルなんでしねぇって。しつこい。ナンパするなら俺みたいなおっさんじゃなくてもっとそこのかわいこちゃんにしな。坊や」
頼み込むもなんて返されちゃって(笑)これにぷっつんきた俺はあいつを抱えアトリエにダッシュで帰った
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