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K 周防尊夢小説 □プロローグ 1ﾍﾟｰｼﾞ/1ﾍﾟｰｼﾞあなたに出会うまでは、こんなに誰かの近くに居る事が幸せだと分からなかった。あなたに出会うまでは、優しい声を、優しい眼差しを、優しい手を、優しい言葉を知らなかった。あの地獄のような生活しか知らなかった私は、やっと本当の意味で生きる事が出来た。痛い、暗い、悲しい、寂しい、苦しい・・・私は、これしか感情を持っていなかった。でも、あなたに出会って、いろんな感情を知った。ーーどうか、あなたの隣に居させて下さい [戻る] [TOPへ] [しおり]