Cafe Kreuz


Cafe Kreuz



とある世界のとある町の片隅に、アンティークな喫茶店がたたずんでいる。
来る者を拒まず、去るものを追わず・・・そんな店主は店の2階に住んでいる。

店主⇒八守 槐     バイト⇒藤瞳 澪



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09/05(Thu) 23:09
『OPEN』
八守 槐



(表の看板を裏返し
ぼんやりとアンティークランプの灯りが包む
自らの店を振り返り上から下まで眺めると 満足げに大きく頷き

大きな木製の扉を開けて店内に戻り
ゆっくりとカウンターの中へ入ると

自分用のカップに
珈琲を注ぎ
読みかけの本に手を伸ばす)


ま、気長に待つか…

(誰に言うでもなく小さく呟き 読書に集中しはじめる )

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09/06(Fri) 23:25
藤瞳 澪


ちわーっす
(大きな木製の扉を勢いよく開け、店内へ入る)


隣のジジィが槐さんに持ってけって煩くてよ

(手に持っていた茶色の紙袋をカウンターに置き、自分専用の特大マグカップを取りにカウンターの中へ)


たい焼きだってさ
槐さん、んなもん食うの?

(冷蔵庫から牛乳を取り出しマグカップになみなみと注ぎ、
店内のソファに腰を下ろすと、牛乳をチビチビ飲みはじめる)

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09/08(Sun) 23:36
八守 槐


…あ
来てたのか(本に視線をむけたまま冷めてしまった珈琲を一口飲み



たい焼きか…食べるよ
好き嫌いはしない
(顔を上げ眼鏡を外し




ご老人に礼を言っておいてくれよ(紙袋からたい焼きを一つ手に取り


店番宜しく(たい焼きを頬張りながら また本を読みはじめる

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09/10(Tue) 02:00
藤瞳 澪


なんだよ、気づいてなかったのかよ
(牛乳を一気に飲み干し、テーブルの上にマグカップを置くと、ふてくされた様子で槐を見やる


へぇー
好き嫌いねーの?
こんなクソ甘いもん食わねーよって
ジジィに言っちゃったじゃん
(ソファから立ち上がると、カウンター上の紙袋をあさり、たい焼きを取り出し


俺はコイツの内臓が嫌いなの
(たい焼きを半分に割り中の餡子を見せる


・・・ってもう聞いてねーよ、このオッサン
(読書に没頭する槐にベェーと舌を出し、カウンターの中へ入り、退屈そうにカップを磨き始める


今日も平和だねぇ・・・
(客の居ない店内とカフェの入り口を交互に見比べ


なぁ槐さん、ココのチラシ配ってきてやろうか?
(キラキラした眼差しで槐を見る

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09/10(Tue) 22:20
八守 槐


…ん?
チラシ…?(澪の声に顔を上げ 本をカウンターに置き



チラシか……
ん、流石に暇過ぎるな
(店内を見渡し


宜しく頼む(ポンポンと澪の肩を叩き

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