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□陽だまりとは程遠く
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「私、次の島でこの船を降りようと思います。」
時計は18時。盛り上がる夕食時。
しかし、少女が発した言葉でピタリと静まり返る船内。
「…夢が見つかったから…。」
食べていた肉を落とした。
食欲が無くなった。
こんなことは初めてだった。
始まりは6ヶ月前。
ゾンビ化する住民がいると噂の島。
そこに歩音はいた。
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