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□我慢の果てに
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夢を見た。
俺の愛する女、歩音が敵船に奪われた夢を。
助けに行くと歩音は両手をロープで高く縛り上げられており、服もはだけていた。
敵が歩音の細く白い体に鞭を入れる。
ピシィ‼︎‼︎‼︎と鳴るその音は俺でも目を塞ぎたくなるようだった。
肌には血が滲んでいて歩音は泣きじゃくって
いてほしかったが。
「ぁんっ!///や…ひゃぁっ!」
そうだ、こいつはドMだった。
というところで目が覚めた。
全く意味が分からなかったが、無性に歩音の甘い声が聞きたくなった。